噛み合わせ治療

噛み合わせ治療について

噛み合わせについては私の専門です。噛み合わせの問題は歯や口の中だけの問題にはとどまらず、健康すべてに影響を及ぼす重大なものです。ここでは簡単にその理由を書きます。いきなりですが口から話を離れます。もちろん噛み合わせの話からも離れます。

全身の中で一番大切な場所はどこでしょう? 私は脳、脊髄と考えています。なぜならば、心臓、その他の臓器、筋肉、それらを休ませたり、動かしたり、血液を運ぶことにも関わります。そして情動、感情、言語、微細な細胞にいたるまですべてを支配している中枢だからです。その中枢に歪みやねじれなどによるストレスがないことは非常に重要です。健康。美容。アンチエイジング。自然治癒能力の向上。未病に対する予防。原因の突き止められない症状に対する処置…。中枢がストレスが受けてないことがすべての根本に基準としてあるべきです。

話を元に戻して、噛み合わせがその中枢にどう関わるのかですが、歯は顎の骨にあり、下の顎は他の関節より可動域の広い関節を二つも持ち、三次元的に大きく複雑に動きます。そして頭蓋骨と筋肉でつながっています。 噛み合わせが悪ければ下の顎の位置がずれます。筋肉の緊張や動きに変化が起きれば頭蓋骨が余計な力に引っ張られます。 頭蓋骨は複数の骨によって組み合い、形成されている立体的なパズルのようなものです。その中には脳があり、神経、血管、リンパ…重要な器官が多くあります。

その頭蓋骨が歪み、傾けば脊髄のある頸椎と頭蓋骨のつなぎに影響が及ぶでしょう。重心の変化にバランスをとるため身体が歪むでしょう。すべてに影響が及ぶことは明白です。口の後ろには首がありますが、そこには気道、食道、頸椎、脳とすべてをつなぐ重要な器官。神経、血管、リンパ…があります。噛み合わせが悪く下顎の位置が後ろにずれたらどうでしょう。影響がないわけありませんね。

噛み合わせ

そんな良くない状態でインプラントをしたり審美歯科をおこなったり、未来を予測すればすっきりとした良い報告はできません。

ですが健康とは範囲の狭い“点”ではなく、個体差の大きな“幅”のあるものです。症状という点から現状を診れば『予防』という視点をもてるかどうか、そこを深く考えれるかどうか重要ではないでしょうか。それを踏まえた上で真摯に全体の中の噛み合わせ、全体の中の一本の歯を診ることを日々心がけています。噛み合わせは健康と密につながっています。

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院長日記

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 最終受付はそれぞれ12時、18時となっております。また18時半~19時に噛み合わせ相談は承ります。

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